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2006年 11月 13日
先週末、この研究会に参加してきました。
中学校の技術家庭科でどのような「情報とコンピュータ」に関する授業が実施されているのか、非常に興味があったので申し込ませていただきました。国立大学の附属ということで、期待していたんですが・・・。やはり中学校の技術家庭科で実施している授業内容ってこんなもんなんでしょうか。 体育祭の得点集計を効率的に行うということが目的だったようですが、Excelを使うことが目的となってしまい、結局生徒に何をさせたいのかわからない状況になっていました。題材はよかっただけに、もう少し、生徒の側に考えさせる工夫があればもっとよい授業になっていたのではないかと思い、非常に残念でした。 #終わった後の研究協議会では、僭越ながらその点をご意見させていただきました。 また、その研究協議会の中で、「Excelでどこまで教えますか?」という話題が出ました。表計算ソフトをExcelに限定している点、関数などを教える範囲を気にしている点など・・・。Excelを使用するのは手段であって、問題解決するために何が必要かってところから考えていくはずなんだけど・・・。 帰りにご一緒させていただいた神奈川県の先生(技術家庭科の先生)は、情報教育の研究会(ICTE)に参加されているそうで、ソフトウェアの操作方法にとどまらず、活用方法に目を向けて取り組まれているようです。また、普段からPC教室を開放していて、生徒も自由に使えるようにしているため、授業時間内で課題が終わらない生徒は積極的に放課後利用しているそうです。 中1の段階から、技術家庭科の授業の中で「情報とコンピュータ」の分野を行っているため、中3にもなると、課題と目的さえ指示すれば、生徒自身で勝手に作業を行うそうです。本校では中3に「情報とコンピュータ」分野が設定されているので、学年を追った段階的指導を行うことができません。こういった話を聞くと、中1の段階でコンピュータに触れるような授業を取り入れたいなぁと思ってしまいます。 とりあえず、いろいろな意味で勉強になった研究会でした。
by vitz3101
| 2006-11-13 15:33
| 情報教育
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